2013-02-11

ドキュメンタリー映画「The 11th Hour」


環境保護活動家でベジタリアンでもある、俳優のレオナルド・ディカプリオさんが製作、脚本、ナレーターの三役を務めた、ドキュメンタリー映画「The 11th Hour」。
ずいぶん前に、うちの旦那がどこかの環境団体に寄付をした際、この映画のDVDが郵送されて来たのですが、、、ずーーっと観るのを忘れていました。。。。
週末にや~~っと観ました。

映画のタイトルになっている「The 11th Hour」は、英語で「土壇場の、瀬戸際の、ギリギリの状態」という意味です。
「地球を救うには、もうほんの少ししか時間が残っていないんだっ!」という、強いメッセージが込められているように感じます。


映画は、ディカプリオさんがナビゲーターとなって、
人間が地球の生態系にどのような影響を与えているか、
そして今直面している問題をどうすれが回避できるか、などといったことを探求していきます。

ソビエト連邦元大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏、車椅子の物理学者スティーブン・ホーキング氏、生物学者のデヴィット・スズキ氏、ノーベル平和賞を受賞されたワンガリ・マータイ女史などといった、科学者、思想家などといった多くの著名人がインタビューを受けていて、
今、地球と人類が直面しているもっとも重要な問題について指摘していきます。

世界各地で報道されている異常気象やハリケーンなどの災害の数々、森材破壊、地球温暖化、水不足、飢饉、絶滅してゆく動物たち、、、これらの問題の原因を作っているのは、
実はすべて私たち人類であること・・・・・・・

「このまま地球温暖化が進めば、人類社会は消滅するであろう。」
「人間は毎年、5万以上もの生物を絶滅させている。そのうち、人間も絶滅するだろう。」

と憶測する専門家も中にはいます。

直面しているさまざまな問題を取り上げていて「お先真っ暗?!」と一瞬感じてしまいますが、
映画の最後の方では、、、
原因は人間が作ってしまったけれど、人間が行動することで解決していける、、
という少し明るめのメッセージで終わっています。

さて、ディカプリオさんですが、子どもの頃から自然には興味を持っていたそうですが、
10年ほど前に元アメリカ副大統領アル・ゴア氏から、地球温暖化の話を聞いた際、
環境問題へ強い関心を持つようになったそうです。
俳優である自分が、こういった環境問題を扱う作品に出演することで、若い世代のひとたちにも、環境問題へ関心を持ってもらえることを願い、「The 11th Hour」を製作したそうです。

レオ様、素敵です☆


そういえば、ディカプリオさん、しばらく俳優業は休業して環境保護活動に力を入れるようですね。(→レオナルド・ディカプリオ、俳優業を長期休止し環境保護の活動に専念へ。


これから、わたしたちは、地球を救うために何が出来るか・・・・・・
小さな事でもいいので、身近なところから環境を破壊しないように心がけること、、でしょうか。
週に1日でもよいので車を運転しない日を作ってみたり、なるべく地元産地のお野菜を買ったり、ごみを作らないようにしたり、物をなるべく買わないようにしたり、、、
一言でいうと「倹約すること」ですね。
そして、人間も含めた全ての命あるものを慈しみ、愛し、感謝をし、
「わたしたち人間の行いの結果は、いずれすべて人間に返ってくる」ということを意識することが、とても大切なのではないかと思います。

ついつい「欲」に我を忘れてしまうこともあるのですけれどね・・・・・(反省)

砂漠の夕暮れ、、、地球ってきれいです


マータイ女史の言う「もったいない」精神を、もっと真剣に取り組んでみようと思います。



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