2012-12-01

「ホビット」公開に向けて・・・・


いよいよ、今月は、映画「ホビット」が公開になりますね。

 


「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズは、、、、、、
実は、以前はあまり興味がなくて映画館では1度も見たことがなかったのですが、旦那が子どものころから大好きで、本&DVDを持っていて、何度か観たことはあります。
旦那は、「ホビット」公開に向けて、ただ今本を読み返しています。(笑)
一応、シリーズを観ているので、やはり、「ホビット」も観てみたいなぁぁぁぁ~~、とは思っていたのですが、、、今かなり複雑な心境で、困りました。
 
というのも、、、
「ホビット」の撮影の際、撮影に参加した27匹もの動物が命を落としたそうです。
PETAは、監督のピーター・ジャクソン氏に抗議の手紙を送って、今後はCG技術で動物を登場させてほしいと訴えたそうです。 
(PETA詳細記事(英文です)→The Hobbit: Unexpected Cruelty
 日本語の詳しい記事→『ホビット』の撮影に参加した動物27匹が死亡、動物愛護団体が抗議
 
PETAによると、、、

シャンハイという名前の馬は元気が良すぎるという理由で、両足を縛って3時間も床に倒されていた。
何頭かのヤギとヒツジは農場にある下水道にはまり、それが原因で寄生虫が発生し死亡した。
気性の荒い馬と同じ小屋に入れられた馬たちが、怪我を負ったり、殺されたりした。
何羽ものニワトリは、監視されていなかった犬に襲われ殺された 。

動物たちが保護されていた施設(農場)の管理状態は、かなり劣悪だったそうです。

これに対して映画製作者側は、、、
「虐待はなかった。撮影中に動物は亡くなったのではない。」と、反論しているようです。
  
現在も、アメリカン・ヒューマン・アソシエーション(AHA)が調査中とのことです。


  ファーム・サンクチュアリの馬さん-なでなでしました☆


最近のCG技術はクオリティはとても高いし、本物とほとんど見分けが付かないくらいのものも作れるのだから、今後の映画産業での動物たちの扱われ方に変化が起きればいいのですが・・・・
 
おひげが立派なヤギさん




今回「ホビット」の動物たちのことを知って、わたしは、食用や実験対象の動物たちの福祉ばかりに関心が向いてしまっていたかもしれない、、、と痛感させられました。
こういった人間の娯楽のために使われている動物たちの福祉の向上も、まだまだ課題はあるし、注目すべきことなのだな、、と改めて考えさせられました。
きっと、この27匹の動物たちは氷山の一角なのでしょう・・・・・・・

ところで、観なければ観なければ、、、と思っているドキュメンタリー映画のひとつに「Earthlings(アースリングス)」という映画があります。
この映画では、動物たちは、「Pets(ペット)」「Food(食べ物)」「Clothing(衣服)」「Entertainment(娯楽産業)」「Medical research(動物実験)」といった5つの分野で取り上げられています。

映画産業で働く動物たちは、「娯楽」に分類されますね。

このドキュメンタリー映画は、旦那がどうしてみ観ておきたい、、、というので一緒に観ようと試みたのですが、わたしは映画が始まって5分もしないでギブアップしてしまいました。
涙、嗚咽が止まらず、息苦しくなってしまい、観ることができませんでした。
その後、旦那はひとりで最後まで観たのですが、
「残酷すぎるから、きみは観ないほうがいいかもしれない。もし、ヴィーガンにくじけそうになったら、観ればいいよ。」と。

あれから1年以上が経ってしまっていますが、、、まだ観る勇気が出ません。
まだヴィーガンにもくじけていません、、、、一生くじけないと思う。

「「Earthlings(アースリングス)」は、ネットで検索をすると無料で動画が見れるサイトなどもいくつかあるようなので、興味のある方は検索してみてください。(非常に残酷な映像が連続で映し出されますので視聴される際は注意してください。)

さて、映画の「ホビット」のほうなのですが、、、、正直なところ観たいのですよ。
でもでも、、、動物たちのシーンが出てくるたびに、きっと胸が痛くなってしまうと思う・・・・・・
観たいのだけれど、困ったなぁ。
本を読んで、映画を観た気を味わえば、、、いいのかな~。



2 件のコメント:

  1. ホビット、CMでよく見ますね~!
    本は読んだことないですがロードオブザリング面白かったです~

    しかしショッキングですね。。
    今のハリウッド映画でもまだそんなことが!
    よくエンドロールに
    ”No animals were harmed in the making of this movie"
    って出るんですけど、もしこの映画でも出たら今後信用できん!

    CGの技術はすごいので、こういうことにこそ活用してほしいもの。

    映画観にいってもいいと思いますよ~
    でも馬さんなどが映るたび心苦しくなりそうですが、、
    今後はぜひ考慮していただきたいって
    メッセージ送りたいですね。

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  2. Tomomiさん

    本も、お店に行くとたくさん棚積みされていますよね~。(わたしも読んだことないですが・・・)

    本当に、ビックリしちゃいました。
    でもどうやら、撮影中に動物たちは亡くなっていない(と主張している・・・)ようなのですが、保護施設の牧場での扱われ方がかなり劣悪だったみたい。
    でも、それも製作者側の管理不足だと思うのですけれどね。
    亡くなった動物さんたちには申し訳ないけれど、この件がいいきっかけ作りになってくれて、今後の対応の改善に繋がっていくといいですね。

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