2012-12-12

ワールド・ピース・ダイエット


わたしの愛読書のひとつ、ウィル・タトル博士(Dr.Will Tuttle)の「ワールド・ピース・ダイエット」です。
(公式ホームページ → The World Peace Diet

The World Peace Diet」 By Dr.Will Tuttle


去年の旦那の誕生日にプレゼントした本なのですが、、、
本当はわたしが読みたかった、、、のでした(笑)
ちなみに、以前、少しだけウィル・タトル博士のことに触れたことがありました。
(その時のブログ→感謝祭のディナー

タトル博士は奥様と一緒にRV車に乗って、全米を回り講演を行っています。 

ヴィーガンの本は何冊か読んでいますが、タトル博士の本は、人類の歴史にさかのぼり、社会的、精神的な面も総括して書かれているのが印象的です。
ちなみに、タトル博士は、画家、作曲家としても活動されていて、以前は、禅のお坊さんでもあったそうです。


 かわいらしいタッチと色のタトル博士の絵

「The World Peace Diet」の本の中で、タトル博士は、、、、

人間の暴力のサイクルはその根底にあって、動物を殺して食する肉食文化が、意識的また潜在的に人間の心を傷つけてしまう。それによって人間は心を患ってしまう。その結果、人間は暴力的になってしまうのではないか。

動物を殺して食べるという行為を、伝統や文化として強要されてきたのではないか。

親から教えられたこと(肉を食べるということ)を否定しては、倫理に反するのではないか、という感情から、動物を殺して食べるという行為と現実を肯定しているのではないか。

というようなことを述べています。

そういえば、、、
「ヴィーガンになろうっ!」と旦那と決意をしたときに、一番心に引っかかったことは、、「家族(友人)がどう反応するだろうか?」ということでした。

幸い、旦那の姉家族が長いことベジタリアンだったので、それなりにビックリはされましたが、かなり理解はあった方だと思います。
が、わたしの両親はというと、今でも、なんとな~~くは理解してくれていますが、それでも、
「肉類を食べないことでたんぱく質や栄養不足になって 病気になってしまわないか?!?!」と、
特にうちの母は心配しています・・・・・・
実際に、ヴィーガンな食生活を送ってみると、ベジな生活ほど、色とりどりに多種多様な食材を食べている食生活はないことに気づくのですけれどね~。

お肉を食べなくなったことで、親がとても心配している。
親を心配させてしまっている自分は、とても親不孝者なのかもしれない???
もしかして、わたしは、とても悪いことをしているのかも??
 
と、、いろいろとしばらく悩んだこともありました。
最近では、この食生活でわたしがどれだけ健康でハッピーであるかを証明して知ってもらうことが、一番の解決法なのかも、、と思うようになりました。

だって、、、、、、
親を心配させるのもとても辛いですが、動物を食することも非常に辛すぎます・・・・・
誰か(親)のためにお肉を食べることにしたとしても、それによって自分が不幸せになってしまっては、元も子もありませんよね。


 近くの公園で桜が一輪咲いていました。


タトル博士が言うように、多くの人たちは、伝統や文化、親や学校(社会)の教育、周りの家族や友人たちが食べているから、そういった理由で肉食文化は「当前のこと」と、何の疑問もなく肯定的に受け入れて生活をしているのだと思います。

わたしも、何も疑問を感じずそうしていたひとりでしたから。

まだまだ世間の反応がまだまだ寂しくは感じるけれど、ヴィーガンな生活は、世界の平和、心の平和、そしてもちろん動物の平和に繋がる、、、、、そう、今でも信じています。


まさしく、ワールド・ピース・ダイエットなのですっ☆

だれでも、「気づくきっかけ」さえあれば、変わることは出来るのだと思います!



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