2013-03-11

不幸なペットを減らす為に・・・・


春も近づき、そろそろ仔猫ちゃんシーズンの到来ですね。。。。
この時期になると、ここら辺のペットショップでは、頻繁に仔猫の里親募集のイベントが行われるようになります。。。
先代の茶トラのオースティンも3月生まれで、仔猫シーズンの里親募集で出会った仔猫でした。

手のひらサイズで、ちんちくりんだったオースティン


猫は、生後4ヶ月~12ヶ月で妊娠・出産が可能になります。
1年に何回も繁殖できるので、健康状態が良ければ、1匹のメス猫から1年間で20匹以上の仔猫が産まれる場合もあります。
1匹のメス猫が繁殖を続けた場合、7年後にその子孫は42万匹!!!!とも言われています。



新しい命が誕生することは、とても喜ばしいことで、すばらしいことだと思います。
でも、生まれた場所によって、幸せをつかめる猫たちはほんの一握りで僅か・・・・・・
悲しい現実がとても多いです。。。。

環境省政府広報オンラインによると、現在日本では、年間約28万匹の犬猫が殺処分されているそうです。1日に850匹、約100秒に1匹の犬や猫が殺処分されているとも言われています。



アメリカでは、地域によっては、犬猫などの小動物の店頭販売を規制する法律があります。
ロサンゼルスでも、去年の10月に犬猫やうさぎといった小動物の店頭販売を禁止する条例が可決されたばかりです。(その時のブログ→ロサンゼルス、ペット生体販売禁止条例可決へ

わたしの住む街のペットショップでは、里親募集中の猫たちのケージがありますが、みな飼い主のなんらかの理由で手放されたり、野良だったのが保護されたり、、、という猫たちです。
大人猫の中には、「引越しの際に家に置いていかれた」というようなきさつの猫たちが、けっこう多くて、、、、驚き半分その無責任さに怒り半分・・・・・・
何年も一緒に暮らしてきた、家族同然のペットを、いとも簡単に、いらなくなった家具を捨てるかのごとく、ポイっと置いていけてしまう心境が、、、どうにも理解できません。。。

ペットを飼う前に、その動物の習性などをちゃんと十分に理解しないで、
ファッションか何か同然に、ただ単純に「かわいい!!」「欲しい!!」という気持ちだけで飼ってしまう人たちが多すぎるのでしょう。
そしてその行く末は、すべて罪もないペットたちが背負うことになります・・・・・

政府広報オンラインでは、ペットと人が幸せに暮らすための「飼い主の責任」として、
5つのポイントを挙げています。。。

飼い主に守ってほしい5か条

1 動物の習性等を正しく理解し、最期まで責任をもって飼いましょう
2 人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけたりすることのないようにしましょう
3 むやみに繁殖させないようにしましょう
4 動物による感染症の知識を持ちましょう
5 盗難や迷子を防ぐため、所有者を明らかにしましょう


ちなみに、、、、
うちのアマンダちゃんは、山の中を俳諧しているところを保護されました。
保護された時は既に妊娠後期で、いつ仔猫が生まれてもおかしくない状態だったそうです。。。
誰かに飼われていたけれど、逃げ出して迷子になってしまったのか、、、
捨てられてしまったのか、、、今となっては分かりません。
仔猫たちはすぐに里親が見つかりましたが、
アマンダちゃんは、わたしのことを1年以上も待ってくれていました、、、
我慢強く待ってくれてありがとね。

アマンダちゃんは5匹の仔猫のママでした


実家のミーちゃんは、ある日ひょっこりと、仔猫3匹を連れて、実家の庭に遊びに来るようになりました。仔猫たちは近所の人が保護しましたが、ミーちゃんはうちの兄にベタ惚れで、
実家に入り浸り状態に・・・・(笑)
結果、「うちの子宣言」がされたのでした~。

実家のミーちゃんも経産婦さん&野良出身


アマンダちゃんもミーちゃんも、2匹とも強運の持ち主だったのでしょう。
それぞれの動物たちに、それぞれのドラマがあります。
つらくて悲しいこともあったかもしれないけれど、それでもまっすぐな心で頑張って生きている。
愛情を注げば、その愛情を何倍にも何倍にもして応えてくれます。。

本当は、、、
こんなに愛くるしくて、わたしを毎日毎日最高にハッピーにしてくれるアマンダちゃんと出会えて、
わたしのほうがラッキーだったのかもしれないけれど。。。。

仔猫ちゃんだけでなく、
たくさんの大人猫さんたちにも幸せが訪れますように・・・・・・
そして、たくさんの人間と動物が幸せに暮らせませすように。。。。

平凡だけれど、健康でおいしいご飯が食べれて、
大好きな生き物や物に囲まれて暮らせる毎日に、、、感謝感謝です。。。






2 件のコメント:

  1. 仰るとおりですね。
    あんずも、既に犬が自宅に3匹いる知人が最初に迷っていたあんずをみつけ、我が家に迎えることになりましたが‥‥、幸運だったのはあんずではなくて我々家族の方だった、と思っています。
    Facebookでいろいろな動物愛護系のサイトをフォローしていますが、やはりどこも小犬・小猫の引き取り手は比較的早く決まっても、成犬・成猫の引き取り手がなかなかみつからないようですね。
    それを考えると、我が家はあんずに取って最低でも3軒目のお世話係。
    よく心を開いてくれたあんずにますます感謝の気持ちが湧いて来ます。

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    1. 絹ごし豆腐さん
      あんずちゃんも迷子さんだったんですね・・・・・
      きっと、絹ごしさん家族の暖かい愛情が、あんずちゃんの心を癒してあげたんだと思いますよ。
      そうなんですよね、、、、大人な犬猫たちはいつも売れ残ってしまって、長いこと新しい家族を待つことになることが多いみたいです。
      確かに、時々アマンダちゃんの仔猫時代はどうだったんだろう?見たかったなぁぁ~と思うことはあるし、仔犬仔猫はかわいすぎますよね~。
      でもいつか、アマンダちゃんの妹分を迎えることにになっても、おそらく大人猫さんを里子に迎え入れようとは思っています。

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