2013-03-21

こいぬの日


今週の土曜日、3月23日はアメリカでは「こいぬの日」(= National Puppy Day)だそうです。


このお写真のパグ君、、こうやって座っている姿が、どうにも、スターウォーズに出てくるヨーダに見えてしまうのは、、わたしだけでしょうか??(笑)

今週の「National Puppy Day」では、パピーミル(悪質ブリーダー)の実態、犬についての知識や愛情を身につけ、身寄りの無い仔犬たちを里子にお迎えしましょう~、、と推進する日のようです。

仔犬(仔猫やほかの小動物も)たちの、里親里子(アダプション)の認知度を広める活動というのは、動物愛護心を養う意味でも、また自力で生きることのできない小さな命を守るということでも、とっても大切なことだと思います。
でもね、、、、
100人が100人、きちんとした知識をもって仔犬たちを里子に迎える飼い主さんとは限らない、、、というのが、かなしいけれど現実だと思います。

以前も、似たようなことをブログでも書いたことがあったのですが(→ペットはプレゼントなんかじゃないよ)、仔犬をプレゼントにするべきではない理由として、愛犬家のサイトDogsterでは、

1 ノベルティ商品じゃありません
2 ぬいぐるみじゃありません
3 押し付けてはダメ
4 衝動買い(飼い?)はもっとダメ

と、4つの項目を挙げています。
里子に迎える際にも、同様のことが言えるのではないかな、と思います。


実家で飼っていたショパンさん-頭に「30%引き」のステッカーが~(笑)



また、日本の政府広報オンラインでは、「飼い主の責任」として5つの項目を挙げています。
(こちらも、以前のブログで書かせてもらいました。→不幸なペットを減らす為に・・・・

<飼い主に守って欲しい5か条>

1 動物の習性等を正しく理解し、最期まで責任をもって飼いましょう
飼い始める前から正しい飼い方などの知識を持ち、飼い始めたら、動物の種類に応じた適切な飼い方をして、健康・安全に気を配り、最期まで責任を持って飼いましょう。

2 人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけたりすることのないようにしましょう
糞尿や毛、羽毛などで近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場所を汚したりしないようにしましょう。また、動物の種類に応じてしつけや訓練をして、人に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけたりすることのないようにしましょう。

3 むやみに繁殖させないようにしましょう
動物にかけられる手間、時間、空間には限りがあります。きちんと管理できる数を超えないようにしましょう。また、生まれる命に責任がもてないのであれば、不妊虚勢手術などの繁殖制限処置を行いましょう。

4 動物による感染症の知識を持ちましょう
動物と人の双方に感染する病気(人と動物の共通感染症)について、正しい知識を持ち、自分や他の人の感染を防ぎましょう。

5 盗難や迷子を防ぐため、所有者をあきらかにしましょう
飼っている動物が自分のものであることを示す、マイクロチップ、名札、脚環などの標識をつけましょう。


ただ単純に、「一目ぼれしちゃった!」「かわいいっ!!」とか、
「かわいそうだわぁ・・・・」とかといった感情だけに押されて、
ひとつの命を預かることは、とても危ういと感じます。

ちょうど昨晩、アメリカでは超有名なカリスマドックトレーナーのシーザー・ミランCesar Millan)さんの、人気番組「Dog Whisperer」を見ていたのですが、
「問題のあると言われている犬たちは、結局は無知でダメな飼い主の責任なんだな・・・・・」と、つくづく痛感してしまいました。
すべての動物たちには、学ぶ能力も、飼い主の喜怒哀楽を感じ取る感覚や感情がちゃんとあります。。。
「問題児(犬)」とされていた犬たちが、シーザーさんの指導と愛情によって、だんだんと問題を克服していく姿には、けっこう感動させられます。。。


シーザーさん、犬たちと会話ができるのでしょうか?

犬についてではないんです。
いつも我々なんです。
いつも飼い主なんです。
犬が繁栄できる環境や事情を創造することは、
我々次第なんです。

シーザー・ミラン


今週は「こいぬの日」ということのようですが、仔犬だけでなく成犬たちにも、がんばって幸せをつかんで欲しいですね。

もうちょっとがんばってお世話してにゃん~

アマンダちゃんには、120%の愛情をフル稼働で注いでるのですが、、、、
もっともっと尽させて頂きますよ~☆



5 件のコメント:

  1. ちょうど昨日、シーザーさんが犬に咬まれる動画を見たところでした。
    夫が見ていたサイトで私が途中から家事を終えて一緒に見始めた、という状況だったのですが、自分ちの犬が噛み癖があるから来てくれ、と言われて行った‥‥のかな?
    長年の噛み癖が放置されていて、最終的には飼い主も手に余ってシーザーさんにお願いしたんだと思います。
    シーザーさんはワンちゃんのご飯の最中にご飯をどけて犬をわざと怒らせ、唸らせたところをじっと目を見たまま人間の強さを見せつけるように立ちはだかって若干威嚇、ワンちゃんが目を逸らして牙を収める‥‥これを数回やる、その途中で1回咬まれちゃったんですね。
    最終的にはワンちゃんはシーザーさんを見ただけで目を逸らしてうなだれるようになりますが、シーザーさんはワンちゃんの目を見て立ちはだかる以上のことは他に何もしていないんです。
    飼い主さんが甘やかしたり、咬まれたり唸られたりしたときに無責任にひるんだり、そうした心構えのなさをワンちゃんに長年舐められ続けた、ということなのかなぁ、と思いました。
    犬は縦社会の習性がありますから、飼い主が下に見られて舐められたらおしまいなんですよね。
    最後にシーザーさんが傷の手当をするために犬の側を離れる時、飼い主さんが「すみません」と言ったら、シーザーさん、笑って「いえいえ。これも僕の仕事ですから」と言っていました。
    好きだから、と言って、楽しいことだけしてるわけじゃないんですよね。
    我が家のあんずが膀胱炎で痛い思い、不便な思いをしているのに薬をあげられないウチの夫、何か考えてくれたのかしら‥‥。ε=(`・・′)=3 プンプン

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    1. 絹ごし豆腐さん
      教えていただいたリンクの動画、見ました。
      完璧にガブリと本気で噛まれていましたね・・・・あれは、、本当に痛そう。。。
      普通だったら、「ぎゃぁ!」とか大声上げて、その場を去りそうなところですが、そこで犬のもとを去る=負けを認める=犬のボス意識増す、、ということなんですね。
      なるほどなぁ~って思いました。
      確かに、犬の社会を想像してみると、まったくそのとおりなわけで、人間が人間社会のやり方で犬に何かを教えよう、伝えようとすること自体が間違ったことなのかもしれませんね。
      やっぱり、シーザーさんってすごいなぁぁ~。

      あんずちゃんの膀胱炎、その後良くなりましたか??


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  2. ありました〜〜。

    http://youtu.be/9ihXq_WwiWM

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  3. Dog Whispererは素晴らしい番組ですよね!
    私達も大好きで、たまにネットで観ています♪
    感動して涙が…なんてこともよくあります^^
    ワンちゃんだけでなく、飼い主さんも変化していく様子が見られるのが良いですよね。
    ワンコも人間もハッピーになる姿は、見ていてとても清々しくてこちらまでハッピーな気分になりますよね!
    シーザーさんは、私達のヒーローです(笑)

    私もちょうどDog Whispererのことをブログで書こうかなぁと思っていたんですよ☆ またそのうちに^^

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    1. Kayさん
      わかります!
      飼い主さんとわんちゃんの関係が改善されていく過程を見ていると、「あぁ、、これでもっと楽しい時間がすごせるようになるんだ~」と、うれしくて感動して涙が出てきちゃいますよね!
      うちは猫飼いなもので、どこかに「Cat Whisperer」なる方はいらっしゃらないか??といつも思っています・・・(笑)


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