2012-11-08

大好きオースティン☆


なんとなく、先代のオースティンのことを書いてみたくなりました。

アマンダちゃんを愛娘にお迎えする前、、、、わたしには始めてのねこさんとなった仔猫の茶トラの男の子がいました。 とっても小さくて、とってもフワフワな子でした。 



永遠の仔猫、オースティンです



実は、オースティンと一緒に暮らした時間は、たったの2ヶ月ほどと短いものでした。
まさか、、、あっという間に命を燃やし尽くして、わたしの元を去っていってしまうなんて、、、思ってもいませんでしたが・・・・・

3月生まれのオースティンは、月齢3ヶ月のころ6月にやって来ました。
体重は1000グラムにも満たないちびっ子。
それでも、初めてお家にやって来た日は、元気に走り回って遊んで、家中を探検して、モリモリとごはんも食べてくれました。
でも、、、、、翌日から、下痢王子に大変身。。。。(下痢は、結局彼が亡くなるまで続きました。)

心配になって、すぐに獣医に予約を取り、連れて行って、いろいろと検査をしてもらったけれど、原因は分からず・・・・・
下痢止めの薬と、療治食の猫缶を処方されて様子をみることになりました。
それでも、やっぱり下痢は治らず、何度も何度も獣医へ足を運び、なんどもなんども検査をしても何も原因がわからずじまい。

わたしは、毎日毎日インターネットでねこの病気のことを検索して、下痢に利くといわれることは、なんでも試してみました。
ペットショップで売っている下痢止めのサプリも試したし、かぼちゃやさつまいもが良いというのでそれも試してみました。

どれも効果はなく、次第にオースティンの体力も食欲も無くなってきたのと同時に、体はとても小さいくせに、おなかばかりは風船のように大きくなってきていました。

インターネットで読んだ、とある病名が脳裏をよぎりましたが、「いやまさか、、、うちのオースティンに限って・・・・・」、、、、受け入れたくなかったのだと思うけれど、なるべく考えないようにしていました。きっとおなかの弱い子なんだ、、、きっと治る、治療方法はきっとある、、と前向きに考えるようにはしていました。

でも、処方された薬はちっとも利かない。
下痢も止まらない。
発熱もするようになった。
何度検査しても原因は見つからない。

 そして7月の終わりごろ、体調がちっとも良くならないオースティンを連れて、いつもとは違う獣医さんに診てもらったときのことでした。
今までの経緯と、大きく膨らんだおなかを見るなり、こう言いました。

「99%の確立で、伝染性猫腹膜炎だと思う。治療法は、今の獣医の医療ではありません。安楽死をすすめます。どうしますか?」


伝染性猫腹膜炎(FIP)は、一番聞きたくなかった病名でした。
実は、、、オースティンが発病してから、いろいろとインターネットで調べているときに、この病気に関する記事を沢山読んでいました。
そしてどれを読んでも、「治療法はなく、緩和治療で延命」などと言ったことばかり書かれている。
この病気を発症したねこさんのブログなどを読んでも、とても辛い体験をされている。
そして、決まって、ねこ さんの最期はとても壮絶なもの・・・・・

あまりにもショックで、涙すら出ず、オースティンと残された診察室で、小さなオースティンを抱っこして、頬ずりをしていました。


 甘えん坊で、おしゃべりだったね


緩和ケアとして、下痢止めの薬や解熱の薬を与えるくらいしか、わたしには出来ませんでした。

それから2週間ちょっと過ぎた、わたしと旦那の初めての結婚記念日の夕方、
オースティンは虹の橋へと旅立ってしまいました。
いっぱいいっぱい頑張ったけれど、それでも、病気には勝てませんでした。
オースティンは、とっても勇敢で我慢強くて、、、天の川銀河で一番かっこいい仔猫だったと思います。
最期の最期まで、一度も粗相をすることもありませんでした。
亡くなる前日に、少し用事で外出して、家に戻ると、きちんと玄関の前までお迎えに来てくれる、とってもとっても律儀で礼儀正しい仔猫でした。

オースティンが旅立って4年になります。
そろそろ、こちらの世界に戻ってきてはどうですか?
大きなお姉さんもいますよ。

あなたの小さな鳴き声が、なつかしいです。




0 件のコメント:

コメントを投稿