2012-09-05

フォアグラとフカヒレと美食家



少し前の事になりますが、わたしの住むカリフォルニア州では、全米ではじめて、7月からフォアグラ料理の提供が禁止になりました。(ニュース記事→こちら

フォアグラなんて、、、食べたことはないのですが、フォアグラの製造過程を知ったとき、「食べるものか・・・」と子ども心に感じたのを覚えています。

 フォアグラがフランスの文化遺産だなんてことにも、少々驚きのニュース記事だったのですが、無理やりガチョウや鴨に強制的にえさを与えて、肥大化させた肝臓を食べることが、「美食」として、今でも世間一般では通っているのが、、、なんだか悲しい事実だなぁぁ、、、と思いました。


りんご農園にいた孔雀さん。ゴージャスに求愛中。
 

そういえば、カリフォルニア州では、フカヒレも禁止なんですよ。(ニュース記事→こちら
ヴィーガンになる前は、フカヒレはお高いので、めったに食すことはありませんでしたが、家族でお祝い事などがあるときは、地元の有名な中華料理屋さんでいただいていました。(ごめんね、鮫くん・・・・・ もう食べません!)

昔飼っていたベタというお魚。名前は「くじら」


でも、近年、鮫の乱獲により、鮫の生息数が急激に減少していると知り・・・・
さらに、生きたままの鮫のヒレを切り取った後、そのまま海に投げ込んで捨てていると知り・・・・・

「わたしはそんなかわいそうな鮫のヒレをいただいていたの???」
とても罪悪感を感じました。

無知って、ある意味、生き物に対して、一番卑怯な仕打ちなのかもしれない。
ヒレを切り取られて海に投げ返された鮫たちは、泳ぐこともできず、そのまま溺れ死んでいくのです。
ねぇ、皆さん、そこまでして、鮫のヒレなんて食べたいですか?
 
考えてみると、カリフォルニア州ってけっこうヴィーガンには優しい州なのかなぁ?
うちは砂漠のど田舎だから、ヴィーガンのレストランもスーパーも皆無ですけどねぇぇ~。

カリフォルニアの法律で可決されたことをきっかけに、フォアグラ禁止、フカヒレ禁止がもっともっと、各地に広がっていくことを願います。



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